コンテスト用オリジナルエヴァ 裏ストーリー

EVA_space2
エヴァンゲリオン ユーロII ガラクシアス

※ この機体は、作者の進行中のオリジナル小説『新世紀エヴァンゲリオン:Repeat day』のストーリーに繋がる前日談の意味も込めた機体紹介である。

全長 約87m
重量 約2500t
出力元 ダミープラグ(×9)
搭乗者 不明

 ユーロNERV主催で行われていたある作戦に用意されたエヴァンゲリオン。『Ex作戦』(Ex=EXCEED 超える)。エヴァンゲリオンを使った宇宙科学収集を目的とした作戦であった。

宇宙...未だこの世界では未開の地。その未開の地をユーロNERVは調査しようと言うのだ。かつてこの世を支配したアダムとリリスの起源もこれで探れるという意味合いも込めて。

そして、その作戦に使用するエヴァを建造する作戦第二段階へと移行。ベースとして使ったのは、エヴァンゲリオン弐号機を制作するにあたって出たテストベッド。ユーロNERV地下施設に無造作に放置されていたテストベッドのうち使用出来る機体を一機使用し、宇宙用の改造を施した。

宇宙では重力が働かないため自由な行動が出来ない。その改善として、この弐号機にはある装置を搭載させた。それが、、、GTフィールド(Gravity Tipe field)。
無重力で自由を失った機体の姿勢を安定させ、行動の範囲を広げられるフィールドが本機のボディーに纏われている。

しかし、ここで懸念されたのは、第1次稼働実験の宇宙仮使用の際、専用パイロット1人を搭乗させたが、宇宙のエネルギーの加圧や未知の作用から稼働することが出来なかった。GTフィールドの発動は確認されたが、手足の稼働及び移動は確認されずやむなく回収。

Ex作戦関係者はその実験後直ぐに会議を開き、宇宙のエネルギーと謎の作用に対応するにはどうすべきかを話し合い、行き着いた結果は、宇宙エネルギーに匹敵するエネルギーをこの機体に積めばいいと言う結果になった。そして使用されたのが、エヴァシリーズに使われていた9つの『KAWORU』のダミーシステム。パイロットの乗るエントリープラグのエネルギーに加え、ダミープラグのエネルギーを足し合わせれば対応できると踏んだのだ。

作戦関係者の1人が、実験などで採取した数値やダミープラグのエネルギーの数値を元に計算をしたところ宇宙エネルギーと謎の作用の数値をエントリープラグ+ダミープラグのエネルギーの数値がわずかだが上回った。そのことから、ダミープラグ運用を全面に日本のNERV本部に問い合わせをし、9つのダミープラグ輸送を行った。

そしてとうとうダミープラグの接続工程である。機体にあらたにダミープラグを接続するユニットを搭載させ、あとは接続をするという段階だ。しかしここでトラブル発生。謎のダミーシステムからのATフィールドを確認。管理棟から接続中止の信号を送るが拒否。そして、次に確認されたのが無数の使徒の反応。と、同時に白い光となってエヴァとダミープラグはユーロNERV実験施設から姿を消した。
この事件を Ex事件と後に呼ぶ。

これがゼーレから入手した宇宙空間使用型弐号機の情報である。そして、オリジナル小説『新世紀エヴァンゲリオン:Repeatday』に登場するゼウスへ繋がる事件である。

そしてオリジナル小説『新世紀エヴァンゲリオン:Repeat day』については、Twitter(@evamarkII)にて随時公開中です。

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